自身の人生に恥じた日

人間は社会性の生き物であり単体で生きていくことはできない。と考えています。誰しもがどこかで不満を抱えつつもそういったことと折り合いをつけて生きているのだと今まであまり考えたこともなかった。自分はいつまでも自分の人生の主人公でなんでも思い通りにいくだろうとどこかで勘違いしていたかもしれない。

　今日は新宿にバイトの面接に行ってきました。面接官の女性に自身の履歴書を渡し、簡単な説明があるだけのかなり簡素な面接であったという印象でした。面接官が私の履歴書を見ている姿を眺め、今までになかった感情が生まれたため今日はそれについて書いていきます。

　結論から言えば"強烈な恥ずかしさ"です。

自分の中で履歴書というものを今まで軽んじていた所がありました。

自身で書いた字の一つ一つや経歴等々全てが自分自身の人生を表していることに恥ずかしながら21歳にしてようやく気がついた。

ないに等しい学歴。堂々と書ける資格もない、大したバイト歴もなく、まさに"21年間なにもしてきませんでした"ということがパッと見ただけでわかる内容のなさであった。前のバイト面接時と履歴書の内容に差はなかったがおそらくその時は自身が10代であるからセーフなどと考えていたのだろう。20代になって初めての履歴書。我ながら"何も無いな…俺"と改めて思った。

　そういった事に気がついただけでももしかしたら今日の面接は収穫のあるものであったかもしれません。じゃあどうしよう、何を目標に何から始めればいいのだろう。そういった事を考えつつ今目の前に存在する物事を一つ一つ片付けていく、それしか今の私には出来ることがないという事、今までいかに自分のことを考えてこなかったかという事を深く、激しく後悔しています。

　21歳になり世間では大人として扱われる年齢にも関わらず、自身の内面は未だに中学生くらいで止まっている。無計画で非生産的な日々を積み重ねるだけの人生に嫌気がさしている。

この人生を変えたいと初めて本当に思うようになったかもしれない。